慶大 3季ぶり37度目優勝 91年ぶり全勝Vにも王手 中日4位指名の郡司が2打席連発

 3季ぶり37度目の優勝を決め、喜ぶ郡司(右から4人目)ら慶大ナイン
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 「東京六大学野球、慶大7-1早大」(2日、神宮球場)

 慶大が早大を破り、18年春以来3季ぶり37度目のリーグ制覇を決めた。1-1の六回無死走者なしから、中日から4位指名を受けた郡司裕也捕手(4年・仙台育英)が左翼へ勝ち越しソロ本塁打。現役最多となる通算10号のメモリアルアーチの後も、八回に再び左翼へ2打席連発となる一発。一挙4得点の猛攻の口火を切り、試合を決定づけた。

 5打数4安打2打点のバットだけでなく、主将は扇の要としても引っ張った。エースの高橋佑樹投手(4年・川越東)や楽天3位指名の津留崎大成投手(4年・慶応)らを好リード。4投手の継投で宿敵の反撃を阻んだ。

 これで開幕から負けなしの9連勝となり、1928年以来となる10試合での全勝優勝(引き分けをはさんだ場合を含めば85年秋以来)へ王手を懸けた。91年ぶりの偉業へ3日の2回戦に臨む。

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