巨人からドラフト３位指名された菊田拡和内野手（１８）＝常総学院＝が３１日、茨城県土浦市の同校で長谷川スカウト部長らから指名あいさつを受けた。高校通算５８本塁打の強打者が、最高峰の舞台でも持ち前の破壊力を存分に見せつける。

　１８２センチ、９３キロ。一番の自慢という１１１センチの巨大ヒップで数々の伝説を作った。１年秋に非公式で計測したスイング速度は、ソフトバンク・柳田に匹敵する１６５キロ。２年春にはティー打撃練習中の打球が防護ネットを突き破り、フェンスの金網、建物の強化ガラスを次々に貫通した。

　自他共に認めるパワー。ゆくゆくはチームの主軸として期待されるが、応える自信はある。「将来はホームラン王、日本代表の４番になりたい」と堂々と宣言した。