「社会人野球日本選手権、ホンダ３－０ＪＲ西日本」（２９日、京セラドーム大阪）

　１回戦３試合が行われ、都市対抗大会準優勝のトヨタ自動車（愛知）、ホンダ（埼玉）、三菱自動車岡崎（愛知）が２回戦に進んだ。トヨタ自動車は栗林が毎回の１３三振を奪って４安打完封し、マツゲン箕島（和歌山）を１－０で下した。ホンダはＪＲ西日本（広島）を３－０で退けた。三菱自動車岡崎は仲井が１安打で完封、２５大会連続４０度目の出場のパナソニック（大阪）を４－０で破った。

　ソフトバンクに１位指名されたＪＲ西日本・佐藤直樹外野手（２１）が「３番・中堅手」でフル出場したが、４打数１安打で社会人最後の公式戦を終えた。チームも６安打に抑えられ完封負け。「最後にチームを勝たせるバッティングがしたかった」と悔やんだが「もっと鍛えて、三拍子そろった選手になりたい」とプロでの飛躍を誓った。