今季限りでプロ生活を終える巨人のマシソン投手(35)が25日、東京都内の球団事務所で退団記者会見を行った。昨年、左膝の手術を受け「精神的にも肩、肘も最高の状態でマウンドに上がりながら、最高の球を投げられなかった」と理由を説明し「8年間も巨人でプレーできるとは思っていなかった。とても感謝している」と語った。
来年の東京五輪に向けたカナダ代表でのプレーは続ける。今季限りで現役を退く阿部慎之助捕手から花束を贈られ「彼が投球を受けてくれなければ自分の成功はなかった」と喜んだ。阿部は「またいずれは巨人に戻ってきて何かしらで携わってほしい」と願った。