ソフトバンク・工藤監督 新たに2年契約で合意“走塁改革第2弾”を敢行へ

 ソフトバンクは24日、工藤公康監督(56)と新たに来季からの2年契約に合意したことを発表した。3年契約の最終年だった今季はレギュラーシーズンこそ2位に終わったが、ポストシーズン10連勝で球団初の3年連続日本一を達成した。

 午後1時過ぎ。3年連続日本一を果たしたナインらが福岡空港に降り立つと、100メートル近い大きな花道ができるほど集結した多くのファンから、大きな拍手と歓声が湧いた。工藤監督は満面の笑みを浮かべながらも、その頭の中は、早くもV4へ向けて動き出した。

 新たに2年契約を結び、7年の長期政権を任される。3年連続日本一を果たしたことは事実だが、自軍に足りないものもしっかりと自覚している。

 チーム全体としての課題は「走塁改革第2弾」だ。昨秋には「走塁・盗塁改革」を掲げ、今季チーム盗塁数は昨季の80から113にアップ。だが指揮官は、リーグ王者西武への「負け」を認めることで、真の走塁力向上を目指す考えを示した。

 「一塁から三塁だったり、二塁から本塁。単打での走塁は西武がたけている。うちにない部分」。582得点はリーグ4位でトップで756得点の西武とは174点もの差をつけられた。

 「それ(走塁力)が得点能力につながっていることは間違いない」。工藤ホークスが秋の宮崎からV4へ向けて走り出す。

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