東海大相模が来春センバツ当確 西川の高校51号が号砲、17安打12点大勝

 「秋季高校野球関東大会・準々決勝、東海大相模12-6習志野」(21日、高崎城南球場)

 東海大相模が17安打12得点の猛打で4強入りし、来春センバツ出場へ当確ランプをともした。プロ注目の右の大砲・西川僚祐外野手(2年)が高校通算51号を含む3安打3打点の活躍。今春の関東王者が今春センバツ準V・習志野との強豪対決を制した。

 4番の一発が猛攻の号砲だった。初回2死二塁で迎えた西川の第1打席。「反応で打てました」と高めに浮いたカーブを捉え、豪快な先制2点本塁打を左翼へ突き刺した。

 二回に一時逆転を許したが、強力打線には関係なかった。五回に打者9人で6安打を集中。西川も右翼へ鮮やかな流し打ちで適時打を放つなど、一挙6得点を奪って逆転した。

 七、八回にも2点ずつ追加し、終わってみれば二桁得点で今春センバツ準Vメンバーが多く残る習志野を圧倒した。門馬敬治監督も「この大会において西川が非常に大きい働きをしている」と主砲を評価。2年ぶり11度目となる春切符をほぼ手中に収めても、西川は「関東で優勝して神宮(大会)に行かないと」とおごらず、先を見据えた。

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