ソフトバンク・内川が決めた!同点打&千金ソロ 6年連続ファイナルS進出

 「パCSファーストS・第3戦、ソフトバンク2-1楽天」(7日、ヤフオクドーム)

 2年連続の下克上へ、最初のハードルを越えた。ソフトバンクが第1戦を落としながら、第2、3戦を逆転で連勝し、6年連続でファイナルS進出を決めた。CSで抜群の強さを発揮する内川聖一内野手(37)が同点適時打に続き、CS最多となる通算10号の勝ち越しソロ。リーグ2連覇の西武への挑戦権をたぐり寄せた。

 生きるか死ぬかの大勝負の中で、誰よりも輝きを放ったのは“CS三冠王”の内川だ。全2打点を挙げた活躍に「すごいね。CS男だよ」と王球団会長も大絶賛だ。

 1点先制された直後の四回2死一、二塁。今季は岸に対し、打率・857という驚異的な相性の良さを買われ、過去2試合の7番から6番に昇格。その2球目、148キロ直球を右前へはじき返した。

 さらに1-1で迎えた七回。宋家豪の139キロチェンジアップをすくい上げた。この一撃が左翼席へ飛び込む決勝ソロになった。

 「久しぶりに興奮して頭が痛くなるくらいの感覚。自分の野球人生の中でも印象に残るホームラン」。西武・中村を抜いてCS通算本塁打で単独トップとなり、同51安打、同30打点と合わせ、堂々のCS通算三冠王だ。

 CS開幕前、「バウンス・バックだよ」と“予言”したのが王会長。ゴルフでボギーかそれ以上の悪いスコアを出した直後のホールで、バーディーかそれ以上の結果を出す。今年、全英女子オープンを制した渋野日向子が現在、LPGAツアーでバウンスバック率トップだ。今をときめくスマイリング・シンデレラばりの“逆転突破”を果たした。3年連続日本一へ向け「必ず勝って(博多へ)帰って来ます」と工藤監督。勢い付いた鷹がいざ所沢へ乗り込む。

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