西武・秋山 連覇導く5打点!主将の務め果たした

 「ロッテ4-12西武」(23日、ZOZOマリンスタジアム)

 主将の意地が西武の2連覇をもたらした。秋山が2-0の二回1死満塁で走者一掃の三塁打。「みんながつないでくれた場面で打てたことが良かった」と安堵(あんど)の言葉が漏れた。

 個人成績にはふがいなさを感じている。中でも得点圏打率は2割4分4厘と苦しんだ。元々、理論派だけに、3番を務めた開幕直後から好機で打てずに深く考え込み「自分の形が見えなくなった」と振り返る。

 しかし大一番で貴重な一打が出た。六回1死二塁では適時打、七回は押し出し四球で追加点を生んだ。この5打点で報われた。

 今季は初めて主将として迎え、連覇のゴールテープを切った。「若い選手も出始めて、チーム力は上がっている」。見据える先は、日本一だ。

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