楽天・浅村 汚名返上の31号!自身の失策帳消しに「何とかバットで…」
「楽天7-5西武」(22日、楽天生命パーク宮城)
絶対にCSへ-。楽天の主砲・浅村の強い思いがチームを勝利に導いた。1点リードの五回1死一塁。西武先発・榎田の内角スライダーを捉え、左中間席へ運ぶ31号2ランを放った。
二回に自らの失策で一時は同点とされただけに「何とかバットで返したいという気持ちだった」と浅村。七回2死一塁では右翼線への適時二塁打で、ダメ押し点を叩き出した。
夏場以降は「自分の調子が悪くなるのと同時にチームも落ちた。何とかしたいと思ったが…」と苦しい日々が続いた。それでも、前日21日に故障離脱中の渡辺直がミーティングでゲキを飛ばし「もう一回、チームのためにやらないと」と、その気持ちを取り戻した。
「Aクラスに入ることでチームも強くなる」。その主砲の信念がチームを高みへ押し上げる。