巨人原監督「ぶっちぎりのMVP」39発の主将坂本勇を大絶賛

優勝を決め、喜ぶ坂本(中央)ら巨人ナイン(撮影・中田匡峻)
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 「DeNA2-3巨人」(21日、横浜スタジアム)

 巨人が14年以来、5年ぶり37度目のリーグ優勝を決めた。

 原辰徳監督にとっては、指揮官として8度目のリーグ制覇。歓喜の瞬間から号泣。8度、宙に舞った後、優勝インタビューでは「ありがとうございます」と第一声。ファンの大歓声を浴びた。

 39発を放ち、チームをけん引してきた主将・坂本勇について大絶賛。坂本勇は主将として5年目で待望の初優勝となったが「入団1年目から彼を見てきた。私のいない3年も成長し続けていた。キャプテンシーは阿部に負けないくらい強いリーダーシップを持っている。ここまでのぶっちぎりのMVPだと思います」と、うなずいた。

 これまで冷静に戦況を見ていたが、優勝の瞬間から号泣し、コーチ陣と抱き合った。「非常に新鮮ですね。それと、年を取るとちょっと涙腺が弱くなるかもしれませんね」と勝負師は笑った。

 ただ、先の戦いも見据え、「まだまだ道は険しいでしょう。しかし、我々は謙虚にスタートしたチームです。大きな目標を持っております。その気持ちはかわらずに、クライマックスそして勝ち残りそして目標を達成したいというふうに思います」と、7年ぶりの日本一奪回へ意欲を燃やした。

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