高校野球の球数制限1週間で500球 有識者会議が高野連に答申へ

 日本高野連は20日、大阪市内で第3回「投手の障害予防に関する有識者会議」を開き、「1週間で500球」という投球制限を11月の第4回でまとめる答申に盛り込むことを決めた。正式に決まれば、早ければ来春のセンバツ大会から導入され、3年間は試行期間となる。

 約2時間の話し合い後の会見で、座長で慶大教授の中島隆信氏が「結論と致しまして、1週間で500球という制限」と話した。また500球の球数に関しては「ドクターの話で、1週間で500球までというのが、一つのエビデンス(根拠)として出ている」と説明。合わせて3連投を禁止することも答申に盛り込む方向だ。

 決定した場合、対象となるのは春夏の甲子園大会や各都道府県の公式戦で、軟式にも適用される。中島氏は「3年間の試行期間。制度上の問題とかが出てくれば検証していく。あとは11月の会議で、具体的にどう消化していくかを議論して、有識者会議から日本高野連に提言していく」との見通しを示した。

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