巨人・原監督の執念采配も実らず 代走に投手送る総力戦「最善策ということ」

9回、阿部の代走で出場する宮国(撮影・金田祐二)
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 「巨人1-2阪神」(16日、東京ドーム)

 巨人は阪神に競り負け。2位のDeNAが敗れたため、優勝へのマジックは1つ減って、「4」となった。

 原監督の執念の采配も実らなかった。1点を追う九回、1死から代打・阿部が四球を選ぶと、代走に送ったのは何と投手の宮国だった。総力戦で、ベンチに残っていた野手は捕手の炭谷だけということもあり、「最善策ということです」と説明した。

 六回の守備で、主将も務める主軸の坂本勇が退いた。五回に左飛に倒れた際、一塁に向かう途中で一時、止まっており、アクシデントが起こった可能性もある。今後が心配されるが、指揮官は「正常ではないということです」と多くを語らなかったが、「そんなに大したことはありません」と軽傷を強調していた。

 自身初の中4日先発も、6回2失点と好投した桜井については「粘り強く投げた。彼が投げるときはなかなか点が取れない」とねぎらった。一方で、六回1死満塁で凡退に終わった小林、大城の打席について触れ「あそこは何とかしてほしかった。2人ともツーストライク目のストライクを見逃している。あそこは何故かなという気持ちだった」と、消極的な姿勢に苦言を呈した。

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