ソフトバンク 接戦制し70勝目もM点灯お預け 代打・明石が決勝2点二塁打

 8回、川島の適時打で生還し、ナインとタッチする明石
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 「ソフトバンク9-6ロッテ」(8日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクがシーソーゲームをものにし、シーズン70勝とした。6-6の八回、2死一、三塁から代打・明石の2点二塁打で勝ち越すと、続く川島も適時二塁打を放ちリードを広げた。4番手・モイネロが2勝目(1敗)。

 厳しい展開だった。初回、デスパイネの適時打で先制。二回にロッテ・レアードの32号2ランで逆転されたが三回に柳田の適時二塁打、グラシアルの2点二塁打で3点を奪い再びリードを奪った。

 しかし4-4の五回には松田のタイムリーエラーなどで勝ち越し点を献上。しかし七回に松田の28号ソロ、代打・川島の適時打で同点とした。

 2位・西武が勝ったためゲーム差1は変わらず、優勝マジック点灯はお預け。11日からは首位攻防2連戦を控える。

 終盤、代打陣の活躍が光った。明石は「ドキドキで、いつ自分の出番が来るかと思っていた。みんなが作ってくれたチャンスをものにしたいという思いだった」と振り返った。川島は「七回は自分の打席をしっかりと、投手の球を捉える気持ちだった。今日、西武が勝って僕らも勝って、厳しい戦いが続くと思いますが声援お願いします」と呼びかけた。

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