ノーノー達成のソフトバンク千賀 良かったのは「拓也のリード」育成同期の女房に感謝

ロッテ戦でノーヒットノーランを達成し、お立ち台で甲斐捕手(左)とポーズをとるソフトバンク・千賀=ヤフオクドーム
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 「ソフトバンク2-0ロッテ」(6日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの千賀滉太投手(26)がノーヒットノーランを達成した。育成出身選手としては初の快挙。同じ2010年の育成同期である、甲斐拓也捕手と育成出身バッテリーで歴史を作った。

 九回2死一、三塁。井上を137キロのフォークで空振り三振に仕留めて試合の幕を下ろした。両手をたたき、拳を握りしめた千賀のもとには甲斐がダッシュ。ジャンプして抱き合った。

 大歓声に包まれてヒーローインタビューに臨んだ千賀は「最高です」と噛みしめるように話した。朝には甲斐からLINEが届き「今日はお前のために頑張る」と記されていたという。

 インタビュアーから何が良かったのか?と質問された千賀は「拓也のリードです」と即答。同期の女房への深い感謝を口にして、目を潤ませた。

 熱いやりとりに場内は歓声に包まれた。千賀から少し離れた位置でやりとりを聞いていた甲斐だったが、千賀の言葉を聞き逃したようで、横にいたハリーホークに「何て言った?」と質問。千賀の言葉を伝え聞いたようで、うれしそうにほほ笑んでいた。

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