巨人Wショック…菅野抹消&逆転負け5連敗 原監督「こういう時もある」

 「巨人2-3中日」(5日、東京ドーム)

 悪い流れは本拠地・東京ドームに戻っても止まらなかった。巨人は2点リードの八回、中川、マシソンの勝利の方程式で3失点を許し逆転負け。今季2度目の5連敗を喫した。原監督は「2イニングで2点を守れなかったということですね」と悔しさをのみ込んだ。

 前夜の前橋で、菅野が2回4失点と崩れた。4連敗中は全て先発に黒星が付いたが、この日は桜井が7回を1安打無失点と奮闘。2点を先制した七回の直後に悪夢が待っていた。八回2死一、三塁から中川が代打・石垣に左翼線への適時二塁打で1点を返され、原監督はたまらずマシソンにスイッチ。福田に初球スライダーを左中間フェンス直撃の2点適時二塁打を浴びた。原監督は中川について「ストライクを取ることに一生懸命じゃ、なかなか抑えられない」と苦言。ここまで16セーブとチームを支えてきたが、今後はリードしていない場面など、配置転換の可能性もありそうだ。

 メルセデス、今村に続き菅野が抹消と先発不足に苦しむ中、今度は頼みのリリーフ陣の不調で敗れた。優勝マジック再点灯は最短で8日までに伸びた。原監督は「こういう時もある。切り替えていく」と6日からのヤクルト3連戦を見据えた。今が辛抱の時だ。

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