楽天松井2年ぶり30S 不振の昨季は5S「これからも勝利を逃がさないように」
「ロッテ3-1楽天」(21日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天・松井裕樹投手(23)が、2年ぶりの30セーブに到達した。
2点リードの九回に登板。先頭の清田に四球を与えたが後続を打ち取り、最後は井上を空振り三振に切って1回を無失点に抑えた。
2日に29セーブ目を挙げて以来、低迷するチーム状況の中で同点の場面での登板が多く、セーブ機会から遠ざかっていただけに「長かったですね、29セーブから」と笑顔。それでも「毎年、何人もができることではないので、素直にうれしい」と喜びを表した。
不振の昨季は5セーブ止まりで、2年ぶりの大台到達。松井は「今日も九回の(2点差に広げる援護点の)1点が大きかったし、(先頭四球で)走者を出したときには(野手に)声を掛けてもらった」とチームメートの支えに感謝した。
平石監督は「30セーブで本人も満足はしていないでしょう。まだまだ彼にセーブが付くことが、チームの勝利に一番近いと思うので」と期待。松井も「これからも勝利を逃さないようにやっていきたい」と話した。