「ヤクルト８－７ＤｅＮＡ」（１３日、神宮球場）

　ヤクルトが４点ビハインドをはね返し、逆転サヨナラ勝ちした前夜に続く連勝。２カードぶりの勝ち越しを決めた。

　初回に山田哲のソロで先制。先発の高梨が三回までに５点を失って逆転を許したが、四回は青木のソロを皮切りに、西田の適時二塁打、代打・川端の適時打など７安打を集中。打者１０人で６点を奪って再逆転に成功した。

　その後、同点とされて迎えた七回は、１死一塁からバレンティンが右中間への勝ち越し二塁打。これが決勝点となった。５番手の梅野が今季初勝利。九回を締めたハフが、来日初セーブを挙げた。

　小川淳司監督は、四回の猛攻について「よくひっくり返した」と打線のつながりを称賛。「同点で投手のところに回ってきた。後ろを考えたら（代打を）出しにくいが、同点止まりで落としていた試合が多かったので。川端がよく打ってくれた」と、積極的な代打策を振り返った。