広島商 31年ぶりの夏1勝ならず 荒谷監督「監督の力不足です」継投を反省

 岡山学芸館に敗れ、がっくり引き揚げる広島商・荒谷監督(左)と広島商・真鍋(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、岡山学芸館6-5広島商」(10日、甲子園球場)

 広島商(広島)の31年ぶりとなる夏1勝は幻となった。

 昭和最後の王者として15年ぶり(23回目)の聖地で、小技や堅実な守備でらしさ全開の“広商野球”を繰り広げたが、6回2失点と好投していた倉本から七回は中尾にスイッチ。その後、中岡へとつないだが八回に3失点と守り切れなかった。

 荒谷忠勝監督は「接戦で終盤は学芸館さんの展開にしてしまったのが大きい。選手の交代、継投の所で反省しないといけない」と敗戦を背負った。「選手は一生懸命頑張ってくれた。最後の詰めのところ。監督の力不足です」と振り返った。

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