津田学園・前が監督誕生日星贈った 1失点完投 次戦は履正社「抑えられる」

 「全国高校野球選手権・1回戦、津田学園3-1静岡」(7日、甲子園球場)

 津田学園(三重)のプロ注目右腕・前佑囲斗投手(3年)は11三振を奪い、1失点完投。

 成長した姿を見せつけた。津田学園の最速152キロ右腕・前が7安打1失点11奪三振、160球で完投。7日が41歳の誕生日だった佐川竜朗監督に勝利をプレゼントした。

 「序盤はコントロールが悪かった。(自己採点は)40点くらい」

 お立ち台では物足りない表情を見せたが、力強い投球で静岡打線を圧倒した。今春センバツは初戦で龍谷大平安に延長11回の末に惜敗。終盤に球威が衰えた反省からウエートトレニーングの量を増やし、下半身や手首を強化した。「センバツで悔しい思いをしたので、勝てて良かったです」。この日の最速は145キロながら、視察した阪神・熊野スカウトは「春に比べて体が大きくなり、キレも良くなった」と評価した。

 直後の試合で星稜・奥川が3安打完封。同じ高校ジャパン候補として刺激を受けないはずがない。2回戦では5本塁打を放った履正社と対戦。「力のあるバッターばかりだと思うけど、低めに投げれば抑えられると思う」。冷静な口調に自信をにじませた。

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