ロッテ-オリックス戦が警告試合に 西野2死球で一触即発 西村監督激怒

8回、西野の連続死球を受け、両チームが一触即発。奥中央はオリックス・西村監督とロッテ・井口監督=ZOZOマリン(撮影・堀内翔)
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 「ロッテ-オリックス」(1日、ZOZOマリンスタジアム)

 大荒れの一戦は警告試合に発展した。

 八回、オリックスが5-5の同点に追いつき、なお2死一、二塁で東條が西野に対して、2つ目の死球を与えた。この試合、ロッテがオリックスに与えた3死球目。これに西村監督をはじめオリックスナインは我慢できなかった。両軍がグラウンドに出てきて、あわや乱闘かという騒然とした雰囲気になった。

 何とか、両軍はそれぞれのベンチに引き揚げたが、審判は「両チームに警告を発して試合を再開します」とアナウンスした。

 伏線はあった。七回のオリックスの攻撃。2死走者なしで西野に対して2ストライクからロッテ酒居が死球。五回に吉田正も死球を受けており三塁ベンチから西村監督がグラウンドに出て、捕手の柿沼に詰め寄っていた。ここで一度、両軍がグラウンドに出て、一触即発となっていた。

 試合再開後に、オリックスは押し出し四球で勝ち越した。

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