楽天4位転落 痛恨サヨナラ負けに平石監督「序盤の攻撃ですね」

 「ロッテ4-3楽天」(28日、ZOZOマリンスタジアム)

 楽天が痛恨のサヨナラ負けで4位転落となった。平石洋介監督(39)は「序盤の攻撃ですね。そこをうまく(得点が)できてれば、(相手)投手をもっと早く降ろすことができた」と悔しさをにじませた。

 四回まで、毎回得点圏に走者を置きながら無得点。特に三回は無死一、三塁から後続が3者連続三振に倒れる拙攻ぶりだった。その中で、指揮官は厳しい姿勢でチームの引き締めに掛かった。

 2点を先制された二回2死では、三塁ゴロを処理した山崎の送球が高めに浮き、一塁・銀次がミットに当てながらも後ろにそらし打者走者が二塁へ進んだ(記録は三塁の失策)。真喜志ヘッドは「あれは捕らなあかん」と指摘し、続く三回1死一、三塁の好機で主将に代打が送られた。

 前日にはウィーラーの3失策が、すべて失点に絡んだこともあり「(銀次は)引っ張っていかないといけない選手」と隙を見せない姿勢を求めた形だ。

 攻撃では、3点を追う五回に先頭・浅村が2試合連発となる21号ソロで流れを作り、1点を追う六回は山崎が左翼席へのプロ1号となる同点ソロを放つなど粘りを見せた。

 それでも九回に登板の青山が無死満塁の危機を招き、代打・清田に右翼越えのサヨナラ打を浴びて敗戦。平石監督は「打線は全体的に良くなっているが、最後のところですね…」と話し、後半戦初の連敗に肩を落とした。

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