龍谷大平安3年連続4強 辛勝に原田監督「しんどいね」
「高校野球京都大会・準々決勝、龍谷大平安6-4塔南」(23日、わかさスタジアム)
龍谷大平安は、九回に三尾健太郎内野手(3年)の適時打などで2点を奪って3年連続の4強進出を決めたが…原田英彦監督(59)は「最後は勝つ力があるのかなと思うけどしんどいね」と本音をこぼした。
4回戦の西城陽戦は延長戦の末にサヨナラ勝ち。この日も八回1死二、三塁のピンチを防いだ直後に勝ち越し。2戦連続の辛勝に「やっぱり(もっと声を)出さなあかんかな。準決、決勝ぐらいでは出そうと思ってましたが、やっぱり出さなあかんですね」と自身にムチを入れる。
準決勝ではさらに声を張る考え。試合途中には左翼ポール際にいた塔南側のボールボーイが、不審な動きをしているのを見て、サイン伝達行為の可能性を審判団に指摘する場面もあった。指揮官も選手と共に戦い、春夏連続の聖地を目指す。