オリックス 自力V再消滅 金子に6回ノーノー屈辱敗戦
「オリックス2-5日本ハム」(23日、ほっともっとフィールド神戸)
オリックス・西村徳文監督は険しい表情のままベンチを引き上げてきた。昨季まで同僚だった金子の前に六回までノーヒットに封じ込まれての屈辱的な敗戦。悔しさばかりが募った。
「しっかり指示は出しているんですけど、野手が(それを)やれない。あそこまでノーヒットですから。どうやったら対応できるのかをもう1回やっていかないといけない」
三回にはベンチ前で円陣を組むも不発。金子とは4度目の対戦、21回でわずかに8安打、対戦防御率0・86と完ぺきに抑えられている。試合後には田口野手総合兼打撃コーチを中心にベンチ裏で異例のミーティングが約25分に渡って行われるなど、悲壮感が漂った。
この敗戦で自力優勝の可能性が再び消滅した。