広島・大柿、11年ぶり単独出場も散る 1年生主将・金川「緊張しました」
「高校野球広島大会・2回戦、廿日市西13-0大柿」(18日、コカ・コーラボトラーズジャパン野球場)
11年ぶりに単独チームで出場した大柿は、五回コールドで初戦で敗退した。初回から失点し、四回には7点を奪われた。攻撃は1安打に終わった。
主将は1年生の金川仁捕手。初めて臨んだ夏の県大会を振り返り「緊張しました」と汗をぬぐった。
金川主将は、進路の選択時に県内の古豪から声がかかったが「地域の人が好き。地元を盛り上げたかった」と大柿に残る決断をした。自身を含め1年生5人が中心となり野球部を復活させて練習を再開。今大会は他部からの応援も受け、単独での出場にこぎ着けた。
神垣大輔監督は「4月から短い時間でよく協力してチームをつくってくれた。感謝の気持ちでいっぱい。雨の中、たくさんの応援も頂いた」と振り返った。
大柿高校は、呉市の江田島市にある公立高校。