“番長Jr.”平塚学園・三浦澪央斗 1回2失点ホロ苦デビュー

 「高校野球神奈川大会・2回戦、平塚学園9-2厚木清南・愛川・中央農」(16日、大和スタジアム)

 “ハマの番長”ことDeNA・三浦大輔1軍投手コーチ(45)を父に持つ平塚学園・三浦澪央斗(れおと)投手(3年)が、夏の大会初登板を果たした。6点リードの七回から登板し、1回4安打2失点。ほろ苦い結果となった。

 中前打と自らの失策で無死一、二塁。ここで三塁前へのバント安打を決められ、三塁手の悪送球も重なり2点を失った。「悪かったですね。納得はできない。初めてだったので緊張したけど、自分の実力」。硬い表情で、181センチ、81キロの体を小さくした。

 父からは「2年半やってきたことを全部出し切って勝負してこい!」とハッパをかけられている。直球のキレが持ち味の右腕。「最後は自分が出し切ったと思える夏にしたい」と、次戦以降の雪辱を誓った。

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