全セ3年ぶり勝利 近本サイクル 原口&梅野連弾 九回は藤川締めの“虎祭り”

 7回、サイクル安打を達成した近本光司はナインから祝福される=甲子園(撮影・山口登)
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 「マイナビオールスターゲーム・第2戦、全セ11-3全パ」(13日、甲子園球場)

 全セが5本塁打を含む20安打11得点の猛攻。球宴では16年の第1戦以来、3年ぶり勝利を飾った。連敗を5で止め、3年連続指揮を執る広島・緒方監督も待望の“初勝利”となった。

 5年ぶりに甲子園で行われた球宴で、主役となったのは虎戦士。まずは一回、ドラフト1位の近本が新人では初となる球宴の先頭打者本塁打。勢いを呼び込むと、二回は阪神の原口が左翼席へ本塁打。大腸がんを克服して夢舞台に選出された男が、第1戦の代打本塁打に続く2打席連続アーチでファンに恩返しを果たした。

 これだけでは終わらず、原口に続いて梅野が2者連続アーチ。虎戦士が打線の勢いに火をつけ、三回にはDeNA・筒香も球宴4年連続本塁打。広島・鈴木も左翼席へ一発を放ち、2桁得点に到達した。

 地鳴りのような大歓声が沸き起こったのは七回、2死一塁。ここまで4安打の近本が左越え三塁打で古田敦也以来、史上2人目のサイクル安打を達成。阪神ファンを中心に六甲おろしが鳴り響き、甲子園が熱狂の渦に包まれた。近本の1試合5安打は01年のペタジーニ以来、球宴タイ記録。まさに記録づくしの猛打ショーとなった。

 九回は7年ぶり球宴出場となった藤川が大声援に後押しされてマウンドへ。雨中の祭典を締めくくった。

 全パは三回、オリックス・吉田正が2ラン。ソフトバンク・甲斐は四回、代走で登場した神里の二盗を阻止する“甲斐キャノン”を発動し、ファンを沸かせた。

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