中日で巧打の内野手として活躍した立浪和義氏(49)と横浜(現DeNA)の監督として日本一に輝いた権藤博氏(80)の野球殿堂入り表彰式が12日、東京ドームでのオールスター第1戦の試合前に行われた。立浪氏は昨年1月に死去した恩師の星野仙一さんに触れ「大変厳しい監督の下でスタートを切れたのが何よりも大きかった。大した成績じゃない中で使ってもらって感謝している」と語った。
通算2480安打をマークした立浪氏は、自身の現役時代と同じ背番号3をつける中日の高橋周平内野手から花束を受け取った。
権藤氏は「ファンの皆様のバックアップがあってこそ」と感慨深げに話した。