楽天・浅村 前半最終戦で19試合ぶりの17号2ラン

 「楽天6-7オリックス」(10日、楽天生命パーク宮城)

 楽天・浅村栄斗内野手(28)が一時は同点となる一発を放つも、チームの敗戦に悔しさをにじませた。

 2点を追う七回2死一塁で、オリックス・比嘉が投じた初球の甘く入った直球を、バックスクリーン右へ運ぶ一時同点となる17号2ランとした。「あまり強引にならないようにした」とセンター方向を意識した一打。6月14日の広島戦(楽天生命)以来、19試合ぶりの本塁打となった。

 それでも、チームは延長十回に勝ち越しを許して敗戦。「一時的にはそう(同点に)なったけど勝ちきれなかった。負けたら一緒なので」と浅村。「(前半戦)最後は本塁打で締めたけど、その前の打席も良くない部分はあった。まだまだです」と話した。

 球宴出場を経て、後半戦へと臨むが「個人としてはチームの足を引っ張ることが多かった。後半戦はチームを救える一打を打てるように、もう一度締めていきたい」と意気込みを語っていた。

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