巨人・桜井“鬼顔投法”で2桁勝利狙う「威圧感を与える投手になりたい」
巨人の桜井俊貴投手(25)が25日、川崎市のジャイアンツ球場で投手指名練習に参加。5月にプロ初勝利を挙げてからここまで3勝と躍進する右腕は、今季の2桁勝利到達を目標に掲げた。
6日の楽天戦から先発に配置転換後、3戦2勝。6月は3試合で防御率1・83と自信を深めている。リーグ戦再開後の登板について「目標は10勝。あと7勝したい思いはあります。とにかくチームにいい雰囲気を与えられたら」と意気込んだ。
“鬼顔投法”で勝ち星を積み重ねる。先発転向後、気迫を前面に押し出す投球を心がけ、結果につながっている。「何かを変えないと生きていけない。ミリ単位というか、細かいところでの戦い。相手に威圧感を与える投手になりたい」。背水の陣で挑んだ4年目の今季にかける思いが、背番号35を変えた。
今後は27日のイースタン・ロッテ戦で調整登板し、7月4日の中日戦での先発が濃厚。首位を走るチームのけん引役に名乗りを上げる。