オリックス・西村監督 交流戦2位に手応え「しっかり戦っていける」

移籍初勝利を挙げ比嘉(手前)からウイニングボールを受け取るオリックス・竹安大知=神宮球場(撮影・開出牧)
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 「交流戦、ヤクルト2-6オリックス」(24日、神宮球場)

 オリックスは今季初の4連勝で交流戦を終えた。交流戦は11勝6敗1分けの全体2位。パ・リーグ最下位に沈むが、浮上のきっかけになるか-。

 西村徳文監督は「交流戦で貯金5。投打ともに頑張ってくれた。後半戦につながる。先発はずっと頑張ってくれているが、特に打線がしぶとくなってきた。最後まで諦めないという姿勢が見える。終盤の逆転が多かったし、つながりがでてきた。しっかり戦っていける手応えを感じました」と話した。

 交流戦18試合の収穫は多い。投手では田嶋が復活勝利、ドラフト3位・荒西(ホンダ熊本)がプロ初勝利、竹安が移籍初勝利、新外国人エップラーが最多の3勝と新たな戦力の台頭があった。増井の離脱もあったが、代役守護神のディクソンが1勝3セーブと見事に穴を埋めた。

 打線ではドラフト7位・中川が打率・386の高打率で首位打者争いを演じた。

 最大12あった借金は6まで減った。ただ、交流戦はパの方が勝ち星を重ねた。そのため首位・楽天まで7・5差、3位・西武までも4・5差とまだまだ遠い。この勢いをリーグ戦に持ち込めるか-。再開は28日・西武戦(メットライフドーム)から。

 ちなみに、交流戦通算成績は173勝171敗10分けと勝ち越しに転じた。

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