ロッテ 大勝で球団通算4500勝 井口監督「ありがたいこと」
「交流戦、ヤクルト3-12ロッテ」(21日、神宮球場)
ロッテが球団通算4500勝に到達した。
初勝利は1950年・3月11日の球団初試合だった。それから69年の年月を経て、プロ野球8球団目の記録となった。
記念碑の前に立ったのは井口監督だ。「節目の時に指揮を執らせてもらってありがたいことです」と話し、さらにこう続けた。「これからも節目、節目で勝てるようにやっていきたい」
1点リードの五回に打線が爆発した。無死満塁で井上が2点適時打。さらに1死一、三塁。菅野がダメ押しの2号3ランだ。荻野、鈴木が続く。一気に7点。終わってみれば4本塁打を含む16安打で12点。9点差を付ける圧勝となった。
振り返れば初試合となった西宮での西鉄戦。9対1。8点差の圧勝劇だった。
球団通算4500勝を見守った山室球団社長は「長い道のりでしたね。こういうゲームができて今後に弾みがつけばいいですね」とうなずいていた。