オリックスが逆転サヨナラ勝ち ロメロが決めた!連敗3でストップ
「交流戦、オリックス6-5中日」(13日、京セラドーム大阪)
オリックスはステフェン・ロメロ外野手の適時打で逆転サヨナラ勝ち。連敗を3で止めた。
連敗中のオリックスが終盤意地を見せた。七回に3点を先制されたが、直後の攻撃でロメロの7号ソロに始まり、大城の適時打、伏見の犠飛と続いて同点に追いつく。
流れはオリックスかと思われたが、同点の場面で投入された守護神・増田が崩れる。九回に2死一、二塁から福田に2点適時二塁打を浴びて勝ち越しを許した。
もはやここまでかと思われた九回裏。中日・マルティネスに食らいつく。1死満塁から西野が押し出しの四球を選ぶと、続く吉田正の二ゴロの間に1点を返して同点に。そしてロメロがカウント1-2からのフォークをとらえ、左前に劇的なサヨナラ打を放った。
ロメロは「自分の前の選手がつないでくれたのでこの結果になった。バットの先で手が痛いですけど、何とかバットに当てようと必死でした」と振り返った。
依然としてパ・リーグ最下位に沈むが、交流戦は4勝4敗の五分。劇的逆転勝ちの勢いを持って18日からの敵地・巨人戦に向かう。