東北福祉大、連覇ならず ドラフト候補・津森が乱調「申し訳ない…」と涙

佛教大にサヨナラ負けを喫して肩を落とす東北福祉大・津森宥紀(16)
3枚

 「全日本大学野球選手権・準々決勝、仏教大4-3東北福祉大」(13日、神宮球場)

 大会連覇を目指した東北福祉大は逆転負けを喫し、準々決勝で敗退した。今秋ドラフト候補で最速149キロを誇るサイド右腕・津森宥紀投手(4年・和歌山東)が3回4失点の乱調。「申し訳ない…」と目を腫らした。

 昨年の大会で4試合18回2/3を投げて防御率0・00の成績を残し、最優秀投手を獲得したエースが相手の勢いにのみ込まれた。創価大との初戦同様、七回から登板。1死二塁から右翼への適時打を許すと、八回は三塁打を含む3連打を食らって瞬く間に同点とされた。

 九回も送りバントの処理で一塁へ悪送球を自ら犯し、ピンチを広げてしまった。1死二、三塁から最後はスクイズ(記録は安打)を決められ、試合終了。3点のリードを守れなかったのは「初めてです」と唇をかんだ。

 いずれの回も先頭打者に安打を許した。直球を狙われ、「あんなにきれいに打たれるとは思わなかった」と動揺。涙が悔しさを物語る中、「もう一枚上にいけるように」と大学ラストシーズンとなる秋へ向けて成長を誓った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス