ヤクルト・ドラ1清水「やっぱり甘くない」プロ初先発も救世主になれず

プロ初登板も2回に5失点と厳しいスタートとなったヤクルト先発・清水
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 「DeNA7-0ヤクルト」(1日、横浜スタジアム)

 プロ初登板初先発となったヤクルトのドラフト1位・清水昇投手(国学院大)は、4回9安打5失点で降板した。プロ初黒星を喫した。

 初回は得点を与えなかったものの、二回に乱れた。1死満塁から上茶谷の中前適時打で先制を許すと、さらに神里の右前適時打、宮崎の右翼線適時二塁打、ソトの右犠飛とたたみかけられて一挙5失点。三、四回はピンチを切り抜けたが、5点を追う五回の攻撃で代打を送られた。

 「緊張感はあった。やっぱり甘くない。全体的にまだまだ」と反省。初登板が上茶谷との大卒ドラ1新人右腕対決だったが「僕は(二回の攻撃で前打者の中村が)申告敬遠で準備できずに打席に入ってしまった。そういう準備不足がダメ。上茶谷はローテに入っているだけあって、たくさんの準備をして打席に入っていた」と同級生との差を認めた。

 チームはリーグワーストの16連敗。連敗中のチームの救世主にはなれなかった。女房役の中村は「直球に力があったし、ストライクも入っていた。球種の選択ミス。清水だけの責任ではない。反省してます」とルーキーをかばった。

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