ロッテ・鈴木、プロ初の外野起用で先制アーチ
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「日本ハム-ロッテ」(29日、札幌ドーム)
ロッテ・鈴木“外野手”が先制弾を放った。一回1死無走者。フルカウントから吉田侑の145キロ真っすぐを右翼席に突き刺した。今季5号だ。
この日、角中外野手が札幌市内の病院で検査を受けて「左太もも直筋肉離れ2度」と診断されて出場選手登録を抹消された。
28日の日本ハム戦中に痛めたもので、元々違和感を抱きながら出場していた。井口監督は「みんなでカバーしていくしかない」と語っていたが、鈴木を「2番・左翼」で起用した。
外野は鈴木にとってはプロ初で、中2春(03年)以来、16年ぶりとなった。今季は開幕スタメンから外れたが、「いまできることを全力でやるだけ」をモットーに出場機会をつかみ、これまでDHを始め内野の全ポジションを守ってきた。
鈴木、真骨頂を見せた。