巨人・桜井プロ初勝利 上原さんやりました!プロ4年目右腕ついに“開花”

 「巨人7-4DeNA」(23日、東京ドーム)

 プロ4年目の巨人ドラ1右腕が、ついにプロ初勝利を手にした。2番手で登板し、1回2/3を1失点で終えた桜井に白星が転がり込んだ。初体験のお立ち台。G党の大歓声を浴びた背番号35は「こんな形で勝てると思っていなかったが、うれしいです」と、率直に喜びを口にした。

 6点リードの五回、先発・今村がDeNAソトに3ランを浴び3点差となり、続く筒香を三振に斬った直後にマウンドに上がった。「とにかく抑えるという気持ちだった」。相手に傾きかけた流れを食い止めた。降板後に勝利投手の可能性があることを聞かされた右腕。勝利球は「実家に送ります」と声を弾ませた。

 試合前。20日に現役を引退した上原浩治氏が、東京ドームを訪問した。ミーティングでは「1日も長くプレーできるよう頑張ってください」とあいさつ。桜井が言葉に応えるような熱投で役割を果たせば、八回は帽子の裏に上原氏の背番号「19」を書き込んだ沢村が満塁のピンチを乗り切って“魂”を継承した。

 原監督は桜井の投球に「非常にストライクゾーンを広く使えるようになったと思います」と2軍再調整を経ての成長にうなずいた。桜井をはじめとする救援陣がDeNAの反撃を止め、本拠地での連敗を5でストップ。24日からの首位・広島3連戦に大きな弾みをつけた。

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