中日・松坂、負傷後初打撃投手 変化球交え35球「まずまず」

 右肩痛からの復活を目指している中日・松坂大輔投手(38)が19日、ナゴヤ球場で2軍の打撃練習に登板した。2月のキャンプ中に右肩を痛めた後、打撃投手を務めるのは初めて。武山と杉山に対し、カーブ、スライダー、カットボールと変化球も交えながら35球を投げた。

 打者との距離感をつかむための一歩。松坂は「ストレートも変化球も高めに浮くということはなかった。それはまずまず」と納得の感触を得た。打った杉山も「球種が分かっている中でも打ちあぐねるボールがあった」と球威を感じた様子だ。

 今後について、松坂は「日にちがたって問題なければ、またバッターに投げさせてもらえれば」と志願。門倉2軍投手コーチは「実績のある投手なので、自分からゴーサインが出た時にいろいろと見ながら判断したい」と話し、再度の打撃練習登板か、より実戦に近いシート打撃登板の可能性を示唆した。

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