西武・ドラ1松本航、プロ初登板初先発で5回2失点 勝利投手の権利持って降板
「オリックス-西武」(19日、京セラドーム大阪)
西武のドラフト1位・松本航(日体大)がプロ初登板初先発。5回を投げ、4安打1三振2失点で、勝利投手の権利を持って降板した。
ドラ1右腕は開幕からローテーション入りを期待されながら、3月下旬に肺炎を患い、出遅れた。ようやくつかんだ初の1軍マウンド。初回を3人で片付けると、二回の1死一、二塁のピンチも切り抜けた。味方に3点の援護をもらうと、4回まで無失点に抑えた。
しかし、勝利投手の権利がかかった五回。適時打と犠飛で2点を失い、なお2死一、二塁のピンチを背負ったものの、大城を遊ゴロに打ち取り、何とかリードを保って降板。プロ初勝利をリリーフに託した。
松本航は「今日は森さんのミット目がけて思い切って投げようとマウンドに上がりました。予想していた以上の緊張はなく、落ち着いて投げられたと思います。最後(五回)は球が高めにいってしまいました。森さんのミットに向かって思い切って投げられたことがよかったです」と初マウンドを振り返った。
松本航が初登板初勝利を飾れば、球団としては2001年の帆足以来。初先発初勝利は99年の松坂以来、20年ぶりとなる。