ヤクルト悪夢の大逆転負け…小川監督「ミスが絡むと失点につながる」
「広島9-7ヤクルト」(15日、マツダスタジアム)
ヤクルトは最大5点のリードを追いつかれ、延長十回サヨナラ負け。悪夢の結末に、小川淳司監督も「特にコメントはないです」と切り出すしかなかった。
14年から10連敗中だった大瀬良から六回までに4得点。リードを奪って降板に追い込み、天敵に初黒星をつけたはずだった。ところが、九回に登板した抑えの梅野が誤算。4安打と2四球に太田の失策も絡んで一気に同点に追いつかれると、最後は十回に8番手の中尾が鈴木にサヨナラ弾を浴びた。
先発のスアレスが、二回の打席で送りバントを失敗した後、上半身のコンディション不良で交代。二回からスクランブル継投を強いられていた。指揮官は「この球場でやる時は、ミスが絡むと失点につながる。梅野で九回は抑えてほしかったが、ミスが絡んでしまったからね。(スアレスの負傷降板が)最後にもつながった」と厳しい表情で振り返った。