明徳義塾 春の四国大会で優勝 富岡西を下して2年ぶり11度目

優勝旗を受け取る明徳義塾・西田主将
3枚

 「春季高校野球四国大会・決勝、明徳義塾7-3富岡西」(5日、松山中央公園野球場)

 明徳義塾(高知)が富岡西(徳島)を下し、2年ぶり11度目の優勝を果たした。

 二回に先制点を許した明徳義塾はその裏、無死一、三塁から7番・奥野翔琉外野手(2年)が右中間に2点適時三塁打を放つなど3点を奪取。四回に同点に追いつかれたが、その裏に3安打で1点を奪い勝ち越しに成功した。五回には1死一、三塁から8番・徳永快人内野手(3年)がスクイズを決めてリードを広げた。打線は計12安打を放ち、投手陣は4人の継投で逃げ切った。

 3安打3打点と活躍した奥野は「1、2回戦はチャンスで打てなかったので、うれしい。相手投手の変化球に対応して、思い切り振り抜けた」と笑顔。馬淵史郎監督(63)は「主力に故障者が多く出た中で、代わりに出たメンバーが活躍して優勝できた。収穫は大きい」と喜んだ。

 21世紀枠で今春センバツに出場した富岡西は、3連投のエース・浮橋幸太投手(3年)が12安打7失点。明徳義塾の底力の前に敗れ「疲れはあったけど、自分が最後まで投げ切ろうと思った。センバツを経験して、みんなメンタル面で成長した。甲子園でもう一度投げられるように、しっかり練習したい」と夏を見据えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス