ロッテ田村、先制1号3ラン 守っては種市のプロ初勝利を巧みなリードで演出

 「楽天2-4ロッテ」(29日、楽天生命パーク宮城)

 ロッテ・田村龍弘捕手が今季初先発した種市をリードとともに打撃面でもバックアップした。

 二回に援護弾を放った。鈴木と清田の連打で1死一、二塁。近藤の2-0から真っすぐを左翼席へ運んだ。今季1号3ランは20歳の右腕を鼓舞した。

 「しっかり振り抜けた。会心です」と言いながら、「とにかくタネ(種市)が一番です。勝ってよかった。中継ぎで(8試合)頑張っていたし」と自分のことのように喜んだ。

 「(種市は)真っすぐが一番いい球なので(序盤は)それで押した。球速も5、6キロ落ちてきたのでスライダーやフォークを織り交ぜた」。種市の88球を演出して被安打6で2失点に導いた。

 この日までの打率は・185だったが、四回にも中前打を放った。「前の日(28日)も2本打ったし」と打撃上昇への手応えを強調する。

 井口監督からは「打つ時にヘッドを立てて」とアドバイスをもらったそうで、その井口監督は「(田村は)振りがよくなった」とほめた。

 「よかったです」。田村が笑顔を浮かべていた。

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