２３日の阪神戦（横浜）で本拠地初先発するＤｅＮＡのドラフト１位・上茶谷大河投手（２２）＝東洋大＝が２２日、猛虎の中軸を封じて勝利をつかむことを誓った。５連敗中のチームを救うため、ハマスタのマウンドに立つ。

　阪神とは９日に甲子園で対戦し、６回３失点で勝ち負けはつかず。「前回対戦してみて、糸井さん、福留さんはやっぱり嫌だった」と振り返った。糸井と福留には１安打ずつを許した。ここまで３試合に先発し、対左打者の被打率・４００という数字も残る。

　特に糸井は同じ京都出身で「小さい頃から見てきた選手」だと言う。「前回は打たれて、完璧なボールではなかった。試合の中で常に完璧な球がいくわけではないですけど、ピンチの場面では完璧な球を投げられるように」と力を込めた。

　この日はベイスターズ球場で体を動かした。「チームが連敗しているんで、何とか自分が止められるように」。上茶谷が４度目の登板でプロ初勝利を手にする。