巨人・小林「練習した成果」打てる捕手へと変貌?今季1号&プロ初4安打の大暴れ

 「阪神4-12巨人」(19日、甲子園球場)

 巨人が今季最多12得点の猛打で圧倒。今季の阪神戦を4戦4勝とした。

 ヒーローは8番・小林だった。二回に広い甲子園の左翼席へ、メッセンジャーから1号3ラン。先制パンチで勢いに乗ると第2、第3打席でも安打。七回の第4打席も二塁打を放ち、プロ初の4安打をマークした。

 「すごくうれしい気持ちですが、チームが勝って良かった。積極的にバットを振っていこうと思った。練習した成果が出たかなと思います」。

 エース菅野をバットで援護。右腕は七回途中で降板となり、複雑な表情もにじんだが「反省点もいっぱいありますが、援護したことなかったんで良かった」と安ど。三塁打が出ればサイクル安打達成という意識について問われると、「全くなかったですね」とした。

 5打数4安打3打点の大暴れで、打率は・361まで上昇。開幕前は打撃が課題とされていたが、ここまでは「打てる捕手」へと変貌を遂げている。ただ、昨季も4月までは打率・357と好スタートを切っていた。それだけに、「まだまだ始まったばかり。もう一回、基本に戻って試合で結果を出せるよう練習したい」と慢心は一切ない。「上位打線が状態がいい。下位が塁に出て、調子のいい上位に回せるようしつこい打撃ができれば」と、次戦を見据えた。

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