巨人が猛打で大勝 小林が1号3ラン&4安打の大暴れ 今季の阪神戦4戦4勝と圧倒

2回、先制3ランを放ち生還する小林(右)=撮影・北村雅宏
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 「阪神4-12巨人」(19日、甲子園球場)

 巨人が今季最多12得点の猛打で圧倒。今季の阪神戦を4戦4勝とした。

 8番・小林のバットが火を噴いた。二回にメッセンジャーから1号3ランを放つと、勢い止まらず、第2、第3打席でも安打。七回の第4打席も二塁打を放ち、プロ初の4安打をマークした。打率は・361まで上昇。開幕前は打撃が課題とされていたが、ここまでは「打てる捕手」へと変貌を遂げている。

 打線は小林に引っ張られ、4日の阪神戦以来、今季2度目の2桁得点。14安打で12点を奪った。5点リードの五回は岡本が左中間席へ7号ソロ。八回は途中出場の山本の2点三塁打、代打・阿部の適時打、坂本勇の5号2ランも飛び出し、突き放した。

 エース菅野は6回2/3を6安打3失点で、3勝目。戸根、高木京、吉川光とつなぎ、白星にこぎ着けた。

 阪神は3失策とミスを連発。前夜の大勝から一転、大敗でカード初戦を落とした。開幕から巨人戦4連敗は、1分けを挟んで4連敗した2009年以来。だが、開幕から4戦4敗は7連敗した1987年以来、実に32年ぶりの屈辱となった。

 メッセンジャーが五回途中6失点で2敗目。五回は北條が連続悪送球で失点に絡むなど、味方の拙守にも足を引っ張られた。劣勢の展開で七回にドラフト3位・木浪がプロ1号3ランを放ったが、八回に6失点。九回は木浪が適時二塁打を放ち、4打点とひとり気を吐いたが、失点が重すぎた。

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