王貞治会長「彼なりの考えある」 イチローさんの国民栄誉賞辞退
日米球界で活躍したイチローさんが国民栄誉賞を辞退したことを受けてプロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長は5日、福岡市のヤフオクドームで取材に応じ「現役を辞めたからと思って日本政府も打診したんだろうけど、彼なりの考えがあるんだろうから。受ける受けないは、本人の問題」と意思を尊重した。
王会長は巨人での現役時代の1977年に通算756本塁打を放ち、ハンク・アーロンが持っていた当時の米大リーグ記録を上回った偉業をたたえるために政府が創設した国民栄誉賞を贈られた。イチローさんは、これで3度目の辞退となった。