楽天守護神・松井ヒヤヒヤの今季初S ベースカバーで捕球ミス…トスが顔面直撃
「楽天3-1日本ハム」(2日、楽天生命パーク宮城)
楽天の守護神・松井裕樹投手が冷や汗の今季初セーブとなった。
3点リードの九回に登板。先頭の近藤を一ゴロに打ち取ったが、ベースカバーに入った松井は銀次のトスを捕球ミスしてボールは顔面直撃。これでリズムを崩したのか、左ほほ付近を気にするしぐさを繰り返す。中田には四球を出すと、1死後には横尾にも四球を出し、満塁のピンチをつくる。
ここで谷口の三ゴロの間に1点を返され、一打同点と追い込まれる。迎えた鶴岡を空振り三振に仕留めてマウンド上でほえたが、安定感を欠いた。
今季はここまで勝利したロッテとの2試合でも九回を締めていたが、ともに点差が付いた試合でセーブは記録されていなかった。
試合は四回に島内の左前適時打で先制し、八回に浅村に移籍1号となる2ランでリードを広げていた。先発の辛島は7回3安打無失点で今季初勝利を飾った。