ソフトバンク・柳田が2戦連発の逆転2ラン 上林も1号ソロ
「ソフトバンク-西武」(31日、ヤフオクドーム)
開幕3連勝を狙うソフトバンクが柳田悠岐外野手の2試合連続2号2ランで逆転に成功した。
0対1の六回1死一塁。前日同様に2番今宮が四球を選んだ直後の初球を迷わず振り抜いた。強烈な打球は左中間スタンドの最深部へ一直線。打たれた高橋光成が打たれた瞬間にガクッと座り込むほどの会心の一撃だった。
リードしたソフトバンクは七回から継投に入った。先発の高橋礼は6回4安打1失点と好投。プロ初勝利の権利を持ってベンチに下がった。
ソフトバンクは七回にも上林誠知外野手が今季1号ソロを放ち、追加点。西武高橋光成が投じた147キロの高め直球を右翼テラス席へ運んだ。
オープン戦では打率1割1分4厘と大不振に苦しんだが、開幕3試合連続で長打を記録。この打席まで9打数4安打と完全に息を吹き返し、恐怖の8番打者として存在感を放っている。