2019.03.27

日本プロ野球選手会　球界発展へ提言「選手会ビジョン　２０１９」

　日本プロ野球選手会は２６日、球界発展のための提言「選手会ビジョン　２０１９」を発表した。（１）「野球普及・育成環境の整備」（２）「魅力あるプロ野球の構築」（３）「引退後の充実」の３つの柱で構成されている。

　（１）では指導者ライセンス制度の導入や、ひとり親支援のための奨学金の創設などを提言。（２）では出場機会の少ない選手を他球団が指名し、獲得できる「現役ドラフト制度」の創設や、取得期間の短縮を含むＦＡ制度の改革を掲げた。選手会側は「現役ドラフト制度」について、通算の１軍登録日数や、直近数年の登録日数などに応じた対象選手の条件を策定。今後、最優先事項として、導入への協議を進めていくという。（３）では新しいセカンドキャリア支援制度の導入などを目指すとしている。