ロッテ・ドラ1藤原、開幕スタメンに黄信号 井口監督「1番が悩みどころ」

 「オープン戦、巨人6-4ロッテ」(24日、東京ドーム)

 濃厚と思われたロッテ・ドラフト1位藤原(大阪桐蔭)の開幕スタメンに黄信号がともった。

 すでに開幕1軍は決定している。井口監督は21日の阪神戦後、開幕スタメンを匂わせていたが、「1番(打者)が悩みどころ。コーチを含めて決める」と最後の最後まで“競争”を強調した。

 14試合に出場し、32打数7安打で打率・219、3打点。藤原は「今の力ではこんなものだと思う。もっと力を付けていきたい」と話している。この日は途中出場し、七回には巨人・坂本勇の打球を背面キャッチ。井口監督は「いいプレーがありましたし」と足と守備には合格点を与えている。

 角中は当確、この日スタメンの岡が3安打の固め打ち、清田も好調で荻野も2軍戦で調整中だ。藤原の「1番・中堅」の“スーパーキャッチ”はあるのか。開幕まであと5日だ。

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