巨人「勝利の方程式」に不安 クック&吉川光がともに失点 陽岱鋼は2発

8回ロッテ1死一塁、清田育宏に2ランを浴びる巨人・吉川光夫(右)=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「オープン戦、巨人5-8ロッテ」(23日、東京ドーム)

 巨人は「勝利の方程式」として期待されるセットアッパー候補の吉川光、守護神候補のクックが登板したが、いずれも失点。シーズンへ不安を残した。

 七回からマウンドへ上がった吉川光は清田に右翼席、バルガスには左翼席へ、それぞれ2ランを浴びて4失点。オープン戦6試合目にして喫した初失点から悪い流れを止められず、大崩れとなった。

 5番手で登板したクックも2安打と四球で無死満塁のピンチを招き、岡に右犠飛を打たれて失点。その後は2者連続三振に仕留めたが、ピリッとしない投球内容だった。14日のソフトバンク戦でも1回3失点と崩れており、これでオープン戦の防御率は7・20となった。

 先発のエース菅野は、開幕前最後の実戦登板で3回3安打1失点。オープン戦初登板となった上原は、1回1失点だった。

 打線は陽岱鋼が2発を放ち、右翼での開幕スタメンの座が確実に。左ふくらはぎの張りから復帰した阿部が代打で右前打を放ち、存在感を示した。

 ロッテは新外国人のバルガスが左右両打席で一発を放ち、2安打3打点。先発ボルシンガーは四回途中1失点と、上々の仕上がりで開幕に照準を合わせた。

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